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上海の戦争博物館『上海淞滬抗戦記念館』に行ってきたよ!

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 こんにちは、RINです!

先日、上海にある『上海淞滬抗戦記念館』ってところに行ってきました。

 

 

 

第二次世界大戦の日本と中国の戦争の記録が残されている戦争博物館です。

”戦争”って聞くと「ゔっ」ってなる方もいるかもしれませんが、戦争に対する価値観を広げるためにも読んでくれると嬉しいです

 

古市憲寿さんが著書「誰も戦争を教えてくれなかった」でも紹介されていますが、国によって戦争の残し方・考え方が違うので行ってみると面白いです。

 

 

上海淞滬抗戦記念館って?

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中国共産党抗日民族統一戦線の号令のもと日本軍に抵抗した上海人民及び中国軍を記念するため建設された記念館です。

上海人と中国人の戦いの記録が残されています。

 

中には、戦争に使ったものや戦争時の記録・新聞、人々の暮らし、戦争功労者についてなどが展示されていて。もちろん、日本と戦っているので、日本のことも書かれています。←これに興味があった

 

 

上海の地下鉄2号線、「友誼路駅」を降りて徒歩20分くらいの宝山臨江公園の中にあります。すごい辺鄙なところにあるので観光客は全然いません、多分普通は行かないんでしょうね、駅で中国語ですごいナンパされる。笑

 

宝山臨江公園自体は普通に綺麗な公園です。ここに戦争の記録が残されているような感じはしないくらい、綺麗に整備されています。

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入り口で手荷物検査があります。地下鉄でも当たり前にされるので違和感はありませんでしたが、やっぱり少し怖い。

 

あと上海淞滬抗戦記念館では日本のことをあまりよく書いていないので、日本人がこんなとこにいると思われたらやばいんじゃないかな…と思いつつ入りました。(ほかの国とかだと観光客が多かったりもするんですが、辺鄙なところにある記念館なので..。)

 

 ※入場無料です。

 

 

 

 第二次世界大戦での日本と上海(中国)の関係

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ちょっと堅苦しい話になるのでささっとすませます。

第二次世界大戦で日本は中国と敵対関係になります。

日中戦争の導火線として皆さんご存知の満州事変や盧溝橋事件なども起こりますが、上海でも第一次上海事変、第二次上海事変と勃発。

 

上海事変は、よく日本の侵略行為とか言われますが、中国側から仕掛けてきた事変なんです。中国の抗日派が仕掛けてきて、あくまで日本は自衛のために抗戦したと。

高校の教科書では「上海事変」と書かれるだけで詳しくは説明されないのですが、中々に激しい戦闘だったようです。わざわざ上海にこんな戦争記念館が建つくらいですから。

 

中国側からしたら日本が上海に駐屯しているのが嫌でしたんでしょうし、日本からしたらせっかく平穏におさめようとしてたのに抗日運動が起きて困った。って感じだったんでしょう。

でもそれもコミンテルンの仕業とか言われてたりするからややこしいですね、、。

 

とりあえず、上海事変は満州事変・盧溝橋事件に続く日中戦争の火種だということです。

 

まあ、戦争のことについては色々な意見があるんで学生なんかが書くと”右翼だ””左翼だ”とかまためんどくさくなりそうなんで詳しくは書きません。興味がある人は「大東亜戦争の真実―東条英機宣誓供述書」や「日本は誰と戦ったのか」という本なんか読むと面白いです。学校で習ったことがひっくり返る。

 

 

「上海淞滬抗戦記念館」と日本との戦争の残し方の違い

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日本にいるとあんまり気にしないかもしれませんが、第二次世界大戦に対してもつ印象は国によってさまざま。

だから戦争の記録を残す戦争博物館の展示方法や見学者の雰囲気も国によって全然違います。テーマパークっぽくしたり、真面目な感じだったり、当時のおどろおどろしさが体感できるようなものだったり。

 

 

まず、日本の展示内容について。前提として日本での戦争に対する認識って大体こんな感じです。

”戦争は残虐的行為で絶対に二度とはしてはいけない”

”戦争を起こした日本人は悪い…!”

では、こんな戦争に対する印象を持っている日本の展示はどんなものなのか、、、。

 

そもそも、 日本には戦争記念館というものはなく、平和記念館や平和祈念資料館などが多く存在します。日本で一番戦争記念館っぽいのは靖国神社の隣にある遊就館かな。

小学校の修学旅行で原爆資料館を訪れたりしましたが、どこも平和の大切さを謳い、戦争を忘れてはならない、戦争を二度としてはならないと主張しているのが印象的でした。

あと、残虐な資料はほとんど展示されませんよね。残虐な写真を見たことない日本人も多いはず。

 

簡単にいうと、”戦争は絶対にダメ!平和を守ろう!”というのが日本の戦争に対する認識と仕方と展示内容。

 

 

 

じゃあ、今回訪れた上海淞滬抗戦記念館では、、、?

こちらは、”上海人がどれだけ勇敢に戦ったから今の中国があるのかという主張と、日本人の残虐さの強調”がテーマって感じでした。

 

上海人の勇敢さを示すために、戦争指揮者は英雄扱いされますし戦っている様子のモジュールが等身大の大きさで音と光とともに表現されていたりしました。また、日本人の残虐さを示すために無残な写真も公開されていたり。

 

人によっては「ちょっと無理..。」と言って最後まで見れない方もいるかもしれません。

 

もちろん、「日本が悪い」と主張しているような展示はありませんでした。やはりそこは、公正な展示が必要だからだと思いますが。

 

ただ、日本の残虐行為を展示することで国民に反日意識を持たせることは可能です。

日本側からすると、たしかに残虐なことはしたけど、そっち(中国)もしたでしょ…?と言いたくなりますけどね。

中国共産党の独裁体制が国民の反日意識を利用して成り立っているという話はよく聞きますが、こういう展示を見ても「確かにこれは日本に苛立ちを覚えるな、、、」と反日思想を煽るものでした。

 

国によってやっぱり全然戦争の捉え方や強調する部分も違うので、興味深いものでした。

 

次から展示を紹介していきます〜〜

 

 

 

展示内容

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 第一部分から第七部分までありそこは上海の第二次世界大戦の記録と、プラス「暴行」という展示テーマで日本刀が展示されてます。

 

第一部分から第七部分までの写真をざっと載せます。

 

 最初は上海事変のことについて。

軍服が展示されてたり、
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参加者の名前がかかれた紙とか。決心の強さがわかりますね。
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地下に第二部分があります。
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日本に攻めいられるところを体感出来る感じ↓リアル!
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下の2枚は同じ場所なんですけど、部屋いっぱいに爆音と光で当時の戦争の様子を表現してました。日本じゃ絶対ない。。。
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当時の日本の新聞や
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日本軍が占領した時の写真とか

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 他にも赤ちゃんの残された写真や、銃撃されている人の写真なんかも展示されてて。普通に残酷な形になった人間の写真も。残酷な写真には割と人も立ち止まって見ている感じでしたが。

 

対して、平和を強調する女性の人や神父の展示説明にはみんなさっと通り過ぎる感じ。。。

 
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 東京裁判の様子も。載せませんが、絞首刑の写真もあったり。。。

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〈第七部分〉
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壁一面に言葉が展示されているところも。読めませんでしたが。
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最後は「暴行」という名で日本刀の展示がしてありました。
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入口の演出方法がすごい、冷え冷えしさが伝わります。

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あとは普通に日本刀が並べて展示してある感じでした。

 

戦争の残し方が日本と全然違うので色々発見がありました…!

 

私も色々な戦争博物館が各国にあるので訪れてみたい。

ちきりんさんが「広島、アウシュビツ、そして 731」でも書かれていた731部隊陳列館にもいってみたい。

 

▼この本では世界の戦争博物館を訪れた記録が載ってて面白いです。

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