Simplicity.

18歳のミニマム生活。シンプルに、身軽に生きたい。

人が怖かった私だけど今は人と関わることが好きになっている

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学校が終わったらすぐに教室を出て美術部室に行き、1人で絵を描いていた。周りの目が気になり自分の殻に閉じこもって、絵を描くことぐらいでしか自分を出せなかったあの頃の私に教えたい。


"18歳の私は、人と関わることが好きになっているよ"と。








中学生の時は本当に学校が嫌いでしかたなかった。


授業もただ教科書に載っている例題をしたりするだけだったし、"中学生だからこんなもんでいいだろう"と生徒をなめてくる先生も嫌だった。


人の大きな悩みの一つである"人間関係"に当時悩んでいたことが、私を学校に行きたくなくさせる要因だった。学校の人たちと自分にうんざりしていたのだ。



1人でも平気なふりして、常に周りの目に怯えている自分がいた。


必要以上に自分から声をかけなかったし、どうせ周りも自分のことを「全然喋らない人」とでも思っているんだろうなと思った。

仲良い子も2.3人ぐらいしかいなくて、他クラスの子だったから昼休みは1人で教室で絵を描いていたり、図書室に行ったりしていた。



表向きはにこにこと笑いながら周囲と話していても、心の中では自分のクラスでの地位を守ることに必死な人。

とにかく男子からよく思われたくて男子の前と女子の前で態度が違う人。


偶然聞いてしまった話とかで色んな人の表と裏が見えたり、1度仲良かったはずの友達から裏切られたりしたこともあったから誰も信用できなかった。

信用しようともしていなかった。


なんでそんな表と裏で性格をかえる必要があるのか理解できなくて、"表向きは自分に笑顔で話しかけてきても、後でトイレで色々友達と悪口でも言うんだろう"と思ったりしていた。実際、顔は笑っていても、目が笑ってない人もたくさんいた。


そんな人達に、ほんとに、嫌気がさしていた。嫌で仕方なかった。

そして、そんな人達に反発しながらもクラスに馴染めない自分も嫌いだった。こんな自分が嫌で、変わりたくても変われなくて、もう、なんか、どうしたらいいかわからなかった。

今思えば、中3の時にホームステイしたのも、ホームステイしたら何か変われると思っていたからかもしれない。




おそらく、この学校の状態に嫌気がさしていた人も何人かいたと思う。不登校になったりしていた人もいたし。


でも、誰もそれを言おうとはしなかった。"言ったってどうもならない"と諦めて当たり障りのない毎日を過ごしていた人もいたんだと思う。



私も何も言おうとはしなかったし、静かに毎日を過ごしていた。



ただ、放課後部室で絵を描いている時間だけが好きだった。元々部室に人が来なかったっていうのもあるけど、気楽に1人の時間を楽しめて自分と向き合える時間だったから。

その時の強い感情を絵に描いたりしてスッキリしていた。

夕方に、教室の窓から夕日の光がさしてオレンジ色に輝いている校舎を見ながら、絵を描いているのはとても好きだった。

ひとりのその時間は放課後のちょっとした自分だけの楽しみな空間になった。




中学や高校では1人で行動することに対して「あの子ぼっちだ」とか言うことがある。1人で行動することは別に悪いことでもないし、好きな人もいる。だけど、周囲が、"1人で行動している=友達いない=ちょっと変わった人なんだろう→バカにする"ということをする。

他者をバカにしたりして、自分の立ち位置を必死で守ろうとする人もいる。

私も、自分が声が小さいということでバカにされたり恥をかいたりした経験があったから、とにかく友達として"いい人"を選んでしまうことは確かにある。


でもそれは、周囲の環境がそうさせたことでもあると思う。別に環境のせいにしたい訳じゃないけど、環境によって、その人の性格とかも変わるんだと思った。


"中学校"という閉鎖的な空間で、そこでの当たり前が"世間の当たり前"と考えてしまうことに疑問を感じないで、学校に馴染めなかったら自分はダメだと思わされてしまう状況に、今はすごく憤りを感じる。

学校に合わなくても全然問題ないのに。





とにかく、中学でそんな人達ばかりだったから、高校にもあまり期待はしてなかった。

ただ、中学の人達と離れられることが少し嬉しかった。


"頭が良い人にはバカなこと(人の嫌がることとか)をする人はいない"という昔から言われてることに少し希望を持って、できるだけ偏差値の高い高校に入ろうとした。


実際、入ってみても最初はやっぱり人が怖かった。


周りからの視線、自分がどう見られているか、できるだけよく見られたいというプライド、色んなものが複雑に絡み合って、自分を縛りつけ、自分から人の輪に入っていくことができなかった。

入りたくても入れない自分を責めたりもした。


でも"高校ではいい思い出を作りたい"とは思っていたから、できるだけクラスの人と打ち解けようとした。

実際、クラスの人達は普通に優しかったし、中学の時みたいな鬱々とした雰囲気もなかった。

多少の嫌な出来事があって、"学校行きたくない"と思った日もなかった訳じゃないけど、"学校に行きたい!"と思える日もあった。


これだけでも少しは成長できたと思う。


高3になる時に、やりたいことをするために今までいたクラスから下のクラスに落とした。

やりたいことをするために平均偏差値68のクラスから45のクラスに落ちた話 - Simplicity.


落ちた先のクラスでは、偏差値45のクラスに偏差値70ぐらいの人(私は当時偏差値72ぐらい)が来るんだから、ちょっとした注目を浴びた。


色々思われるだろうな、と思ったり新しいクラスに馴染めるかほんとに不安だったけど、気づいたこともあった。


みんな、単純に"自分のことを大切にされたいんだな"ということ。


私が人からバカにされることを心配するように、頭の良い(勉強ができる)人がきて、勉強ができない自分を見てバカにされるんじゃないかなって不安を持っているんだと知った。


私が別に人をバカにしたりしないんだと分かると一気に安心する。警戒心が解かれる。


なんだ、みんな同じことを気にするんだ、と分かると少し人との距離が近くなった。


普通に接していればみんな素直でいい人達で、別に自分が強がる必要なんてなかった。強く見せる必要がなかった。


みんな純粋に高校生活を楽しみたいって思っていて、勉強の圧迫とか先生からのプレッシャーとか将来への不安とかもああって、上手く自分の心を保てないこともあるんだ。そういう時に人に当たったりするけれど、毎日一生懸命過ごしているんだなって思った。


体育祭や文化祭など楽しむことにはとことん楽しんで、悲しい時や辛い時には泣いたりして、思いっきり色んな感情を味わっている人達を見て純粋に"いいな"と思った。


それまで自分は感情を抑えて生きてきていたから、そんな人達との毎日は刺激的だった。


私も周りのことばっかり気にして動けなくなるんじゃなくて、このままの自分を受け入れて、自分のことに集中してやりたいことをしていこうっていう気持ちになった。

高3でクラスを落としたことは、"自分の価値観を変えてくれた"という点でもとても意味があったんだと思う。



それに、自分を強く見せようとせずに、そのままの私で居た方が人もたくさん寄ってきた。


声が小さいことを可愛いと言われたり、あまり喋らないことを上品だと言われたりして、自分が長く悩んでいたことを「その方がいい!」と言われるようになった。


高校を卒業する時は泣きはしなかったものの、ほんとに"この高校でよかった…!"って思えたし、卒業アルバムの最後のページに色んな人から書いてもらった寄せ書きも大切なものだ。中学の時はこんなに書いてくれる人もいなかったから。



自分が高校で出会った人たちは、ほんとに素敵な人たちが多かったし、人って思っているよりも全然優しいんだなっていうことを感じた。

自分が勝手に周りの人を"怖い"と決めつけていただけだった。


ちょっと心を開けばすぐにみんな優しいということに気づけたんだ。


今なら中学の時の人とも楽しく話せると思う。




今でもまだ、人の目を過剰に気にしてしまう部分があるのは否めないけど、自分を無理に強くみせることはなくなった。

完璧主義なところがあったけど、できないならできなくてよくて、誰もそのことを咎めたりしなかった。


もちろん、今まで普通に友達作って、人に話しかけることに躊躇もしない人には、そんなことで悩むの?と理解されないと思う。

でも、実際私はそんなことで悩んでたし、今、少しだけ前進したところだ。人の優しさにこんなに気づけたのは私にとって大きいこと。



友達と話すのも得意な人は、逆に将来のことなんかで悩んでいたりもするかもしれない。


自分にとっては大きな悩みでも、周囲から見ればちっぽけな悩みだということはよくある。


でも、それはそれで別にいいんじゃないかと思う。


悩んだり不安に思うことがない人はいないんだから、その都度悩んだりして、少しずつ前に進めばいい。



私も、18歳の今なんかになって、人って思っているよりずっと優しいんだなって気づけたし、この感覚を忘れないようにしたいと思う。

なれてしまったらそれが当たり前になって、もっともっとと際限なく望んでしまうと思うから。



人の優しさにふれると、心が洗われたような、すがすがしい嬉しさを感じる。


それを感じられることが、今、素直に幸せだと思う。


中学生の頃は気づけなかったけど、私に関わってくれる人達へ、感謝です…!